Importing hunting rifles from Finnish Manufacturer "SAKO + TIKKA"
取得した特殊な免許を用いて1968年よりフィンランドのSako社およびTikka社(Tikka社については2000年代初頭)の猟銃・スペアパーツを輸入する正規代理店として銃砲店様に営業を行っています。銃規制が厳しい日本で50年以上に渡りこの事業を継続できていることは、信用力の証であり、銃刀法含む法律を遵守してきた結果だと自負しています。長年かけて積み上げてきた信用を崩すことなく、これからもこの分野での商いを続けていきます。
望めば銃を所持できる可能性があるということは、民主主義の象徴です。法律で定められたルールと事故を未然に防ぐためのローカルルールを厳守しながら、射撃を趣味として楽しまれている個人・団体や業務上、道具として使用されているプロフェッショナル(里山の管理や空砲を用いて鳥獣を追い払う等)は歓迎します。現代の日本では一般の方は無論、銃所持許可証を所持している方でさえ他人の銃に触れれば罰則の対象になるほど、世界でも類をみない銃規制が厳しい国です。しかし意図せずとも一歩間違えれば取返しのつかない事態に陥る可能性もあることは事実です。そして当然、民主主義的な自由には責任が伴います。弊社は現行の法律を遵守し、米国みたいな銃社会になって欲しいとは全く思っていません。
国家公安委員会による厳選なる身元調査・筆記試験・実技試験・医者によるメンタルヘルスチェック等を合格された方のみに発行される銃砲所持許可証を10年以上所持し、また、ライフル銃の所持を特別に許可された方のみに日邦工業様および今村銃砲店様経由で商品を提供しています。弊社は輸入業者であるため、ライフル銃の所持許可を受けている個人のお客様に対しての直接販売は行っていません。
正規代理店である弊社の商品を銃砲店経由でご購入された方たちには、Sako社およびTikka社から認定を受けている国内唯一のガンスミスがお手元に届く前の点検や整備を行い同社のモットーである、”ready to shoot right out of the package”、「すぐに撃てる状態で銃が届く」を徹底しています。銃は精密機器であるため、長年使用していると不具合が生じることもございます。そのような場合でも、認定ガンスミスが丁寧に修理する体制を整えています。
近年、Sako・Tikkaの並行輸入品が増えていますが、そのほとんどが米国やドイツ経由で輸入されている商品です。第三国経由で輸入された商品の銃身はコストカットのため他メーカーの物を使用しているケースが多く見受けられます。正規の銃身以外を使用すると本来の性能は発揮できず、射撃の精度は落ちます。また、他業種の正規代理店と同様に並行輸入品に対してのアフターサービスは(スペアパーツの手配や修理等)原則お断りしています。
経年劣化によるものも含む銃身の交換について、精密射撃を可能とする技術の流出を防ぐ目的と非正規品に使用されるのを恐れ、Sako・Tikka社の方針により、銃身の単品販売は禁止されています。弊社としても幾度と交渉を重ねて参りましたが、未だに許可は得られていません。恐れ入りますが、どうかご理解くださいますようお願い申し上げます。